※2024年4月に更新しました。 また本ページにはプロモーションが含まれています
SONY α7Ⅲは購入時にボディのみとレンズキットのどちらかを選べます。
旧モデルのα7Ⅱが発売された頃はまだGマスターレンズも揃っておらず、レンズの選択肢が少ないという欠点がありました。
しかし現在はGマスター、Gレンズと豊富な交換レンズ群から選べることがα7Ⅲ最大の利点となっています。
しかしはじめて一眼カメラを購入する場合は、交換レンズ選びに迷いもあるでしょう。
そしてフルサイズのレンズは相応に高く、お金もかかります。
とりあえず何か良いレンズを探している人のために、SONYではSONY α7ⅢボディとFE 28-70mm F3.5-5.6 OSSをセットにしたレンズキットを販売しています。
SONYα7Ⅲを購入する際、レンズキットで購入すべきでしょうか?それともボディ単体で購入するべきでしょうか?
購入したユーザーの評価を参考に検証してみます。
この動画は、uedaxさんがα7iiiレンズキットのレビューをしてくれています。
動画2分13秒以降にオートフォーカス性能を試したレビューがあり参考になるので視聴してみましょう。
「レンズキットはしょせんキットレンズ」と考えるカメラユーザーは多いでしょう。
ところがα7Ⅲレンズキットに付属のキットレンズ FE 28-70mm F3.5-5.6 OSSの評判を調べてみると意外とこのレンズに満足しているユーザーが多いのが分かりました。
参考:FE 28-70mm F3.5-5.6 OSSレビュー|価格コム
実はα7Ⅲを購入するユーザーの多くはGマスターレンズを購入するような画質にこだわる方ではなく、色んなところに持って撮影をしたいようです。
旅行目的でα7Ⅲを使うならGレンズやGマスターレンズのような重いレンズを使うよりも軽量コンパクトなレンズのほうが有利です。
そしてレンズをそれほど交換しないなら標準ズームレンズが便利と言えます。
ソニーのフルサイズレンズがどれも高価であるためか、安価なFE 28-70mm F3.5-5.6 OSSに最初から高い期待をしておらず、実際に使ってみると思っていたよりも写りが良いという印象をもつユーザーがかなり多いようですね。
開放絞り | F3.5-5.6 |
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最小絞り | F22-36 |
絞り羽根 | 7枚 |
円形絞り | 〇 |
最大撮影倍率 | 0.19倍 |
手ブレ補正 | レンズ内手ブレ補正方式 |
外形寸法 最大径x長さ | 72.5mm x 83mm |
質量 | 295g |
このズームレンズは、広角側の28mmでは画角が75度となります。
望遠側の70mmは、画角が34度と広角側の半分以下です。
開放絞りはF3.5からF5.6と少し暗いかもしれませんが、手頃な価格なので目をつむるべき点でしょう。
焦点距離:28mm 開放絞り値:F4.0 シャッター速度:1/400 ISO感度:800写真は flickr FE 70-200mm F4 G 作品から引用しています
最短撮影距離は30から45cmで、思っていた以上に被写体に近寄って撮れる感じです。
手ブレ補正もレンズ側にありますので、撮影の失敗も少ないはずです。
大きさは径が72.5mm、長さが83mm、重さは295グラムですから、かなりコンパクトで軽いです。
他にはフードとレンズキャップが付属します。
SONY α7ⅢとFE 28-70mm F3.5-5.6 OSSのレンズキットは広角から少し望遠までカバーしていて、はじめて35mmフルサイズ一眼カメラを扱う人には、ちょうど良いレンズです。
α7シリーズは交換レンズが高いため、ボディだけで購入するとレンズを購入するのにためらってしまいがちです。
それならばいっそのことレンズキットで購入し、α7Ⅲに十分慣れてから新しいレンズを選ぶのも手段の一つです。
SONY Eマウントのフルサイズレンズを一本も持っていないならレンズキットが断然おススメと言えるでしょう。
✅スナップ写真に威力を発揮するレンズ
✅F値が3.5~とボケ味は不足するが値段を考えれば十分
✅FEレンズを持っていないならレンズキットで買うべき