※2024年4月に更新しました。 また本ページにはプロモーションが含まれています
α7Ⅲには対応のバッテリーグリップが発売されています。
ソニーミラーレス機α7シリーズは最小最軽量のフルサイズ一眼が売りですが、サイズが小さすてカメラを持ちにくいという意見も多く見受けられます。
そのためユーザーの間ではα7シリーズで快適に撮影するにはバッテリーグリップ(縦位置グリップ)が必要だと言われています。
SONY α7Ⅲは旧モデルのα7Ⅱと比べてボディサイズが少し大きくなり、グリップのホールド感も増しているように思えますが、バッテリーグリップは必要でしょうか?
ここではSONY α7Ⅲのバッテリーグリップについて購入するべきかどうか検証してみようと思います。
この動画は、JETDAISUKEさんがVG-C3EMの使用感をレビューしてくれてます。
カメラはα7RⅢですが、ボディ外観はα7Ⅲとほぼ同じなので参考になります。ぜひ視聴してみて下さい。
✅SONY バッテリーグリップ VG-C3EM
✅SONY グリップエクステンション GP-X1EM
α7Ⅲのグリップを強化するアイテムはソニー純正でGP-X1EMという製品も発売されていますが、バッテリーを2個内蔵できて撮影時間を延長できるバッテリーグリップのほうが人気があるみたいですね。
参考:α7Ⅲの別売りグリップGP-X1EMで得られるメリット・デメリット
全般的にSONYのカメラはバッテリーの持ちが悪いと言われていますが、α9以降からバッテリーが更新され(NP-FW50→NP-FZ100)撮影可能時間が大幅に改善されました。
ソニーα7Ⅲシリーズにおいて撮影時間の延長とグリップ強化がバッテリーグリップの購入理由でしたが、バッテリーが更新されたのでグリップエクステンション GP-X1EMでも十分と考える方も多いのではないでしょうか。
バッテリーグリップの利点として考えられる点は、追加のバッテリーを内蔵できるので、長時間バッテリー交換無しで撮影し続けられることでしょう。
またカメラを縦位置にしての撮影でも同じように撮影できるようファンクションキーや絞り制御ができるホイールが完備されているのも魅力の一つです。
フォトグラファーにとって縦位置撮影は定番となるため、VG-C3EMのほうが明確に撮影効率が向上するでしょう。
VG-C3EMはマグネシウム合金による外装と高剛性プラスチックでできている本体は剛性が高く、防塵防滴性能もありますので、ある程度ハードな使い方にも耐えられるようになっています。
大きさは幅が約127mmで高さが約108mm、奥行きは約62mm、重さは約272グラムです。
サイズと重量はかなり大きくなります。
Eマウントのフルサイズレンズは重いものだと800g以上のものがあるので、女性の方だとマウントアダプターは扱いにくくなるかもしれません。
また、バッテリーは付属しませんので、別途購入する必要があります。
費用面と重量の面で折り合いがつかない場合もあるでしょう。
この動画はフォトグラファーのIlko Allexandroffさんがα7RⅢにL型ブラケットをオススメしています。
L型ブラケットならα7Ⅲのグリップ向上に効果的です。 L型ブラケットを御存じない方はぜひ視聴してみましょう。
L型ブラケットはバッテリーグリップのような撮影時間の延長効果や縦位置撮影での便利さはありません。
しかしα7Ⅲはバッテリー1個の撮影時間は結構長いので、それで事足りているならL型ブラケットのほうが良い場合もあるでしょう。
特にカメラを縦位置に構えることがない動画メインのユーザーはL型ブラケットがオススメです。
バッテリーグリップ VG-C3EM は、バッテリーを装着しますと約400グラムあります。
小型軽量のSONY α7Ⅲに、わざわざ重いバッテリーグリップをつけるのも変ですが、約2倍の長時間撮影を可能にしますし、縦位置での撮影がストレスなくできる点が使う理由でしょう。
縦位置撮影もバリバリこなし、バッテリー交換の手間も省きたいプロのフォトグラファーさんは迷わずバッテリーグリップを買うべきです。
縦位置撮影をほとんどやらない方や、1個のバッテリーで十分撮影できるという方は、グリップ改善のためにソニー純正の グリップエクステンション GP-X1EMやL型ブラケットがオススメです。
予算や用途に合わせてα7Ⅲの撮影環境を整えましょう。
✅α7Ⅲ対応バッテリーグリップ
✅ファンクションキーや絞り制御ホイールも装備
✅重量アップとお値段が高いのが難点