※2024年4月に更新しました。 また本ページにはプロモーションが含まれています
SONY α7Ⅲとα7RⅢはどちらを購入するか迷っている方によっていろんなところで比較されています。
一応写真用途で使うならSONYα7RⅢの方が上位機種として認知されており、CanonやNikonからソニーに乗り換えたフォトグラファーさんはみな7RⅢを選んでいます。
では動画性能だとどうでしょうか?
α7RⅢとα7Ⅲ、プロのビデオグラファーの方はどちらを選んでいるのでしょうか?
ここではネットの情報を中心に動画目的で購入するならα7RⅢとα7Ⅲのどちらがオススメなのか調べてみますよ。
この動画は、uzumaxさんがα7Rⅲとα7ⅲの違いを説明してくれています。
色んなユーチューバーさんが比較してくれていますが、uzuさんが一番分かりやすかったです。参考になりますので、ぜひ視聴してみましょう。
SONY α7Ⅲとα7RⅢを比較してみますと、1番目立つのは撮像素子の画素数です。
SONY α7Ⅲは約2400万画素に対して、α7RⅢは約4200万画素ですから倍近く違います。
その他にはAFセンサやファインダー、あるいは液晶モニターやISO感度にも若干の違いがみられます。
カメラの格から言えば、SONY α7Ⅲがベーシックでα7RⅢが上位機種ですが動画撮影では、どちらも4Kに対応しているものの、SONY α7Ⅲの方が画質は上と言われています。
この2機種は大きさは同じで、重さもグラム単位での違いでしかありません。
上記のように撮像素子の画素数は違っていますが、画像エンジンは共通です。
手ブレ補正はSONY α7RⅢの方が、シャッター速度で0.5段分優れるようですが違いはほとんどわからない程度です。
なお、SONY α7RⅢは手ブレ補正機構を高度に制御して、4枚の画像からソフトウェアによって1枚の画像にできるピクセルシフトマルチ撮影に対応しています。
一方でオートフォーカスは、後発のSONY α7Ⅲの方が少し性能が良いと評判です。
ISO感度はいずれも100から対応していますが、SONY α7Ⅲが51200に対してα7RⅢは32000までです。
実際に使ってみた感覚ですが、SONYα7ⅢはISO8000程度でもノイズは気になりませんが、RⅢの場合ISO5000ぐらいからちょっとノイズが気になってきます。
ボティ背面にある液晶は、SONY α7Ⅲが92万画素でα7RⅢが144万画素となり、EVFもそれぞれ236万画素と368万画素ですから、SONY α7RⅢの方が軍配が上がります。
動画はいずれも4K撮影ができますが、画質はSONY α7Ⅲが6K相当に対して、α7RⅢは5K相当となっています。
最終的にフルHDで出力する場合はほとんど変わりがありませんが、4K出力する場合SONY α7Ⅲの方が高画質に感じます。
SONY α7Ⅲとα7RⅢはいずれも4K動画の撮影ができます。
4K動画は、kが1000倍の意味を持つので4000ということです。
これは横が4000ピクセル縦が2000ピクセルの動画と言う意味ですが、同じ4Kといっても色々あります。
上記のようにSONY α7Ⅲは6K、α7RⅢは5K相当となっているように、4Kよりもさらに多い情報量で動画撮影をしていることになります。
SONY α7Ⅲの6K相当は、4Kの2.4倍の情報量、SONY α7RⅢの5K相当は4Kの約1.8倍の情報量が得られています。
最終的に4Kへダウンコンバートされるのですが、やはり元々の情報量が多いほうがダウンコンバート後も画質がキレイになります。
また、SONY α7Ⅲはフルサイズセンサーで全画素読み出しとなり4K動画が撮影しますが、SONY α7RⅢはスーパー35mmで全画素読み出しとなり4K動画を撮影します。
同じ4K動画でもフルサイズセンサーで全画素読み出しできるα7Ⅲのほうが高い解像力を実現できることになります。
画素数では先発のSONY α7RⅢのほうが上ですが、動画の画質においては後発のSONY α7Ⅲの方が上ということになります。
写真用途で使う場合はα7RⅢのほうが格上となりますが、動画目的でSONY α7Ⅲとα7RⅢを比べると、動画撮影時におけるイメージセンサーの動作がα7Ⅲのほうに優位性があるのがハッキリわかりました。
動画専用、とくに4K動画を撮影するのが主目的になるのであれば、α7Ⅲのほうがオススメとなるでしょう。
✅フルサイズセンサーで全画素読み出しするα7Ⅲ
✅感度耐性も強くISO5000以上でもノイズが気にならない
✅6K相当の情報量から4K動画を出力する
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