α7Ⅲ・α7RⅢ用急速バッテリー充電器NPA-MQZ1Kを購入したよ!開封&レビュー

※2024年4月に更新しました。 また本ページにはプロモーションが含まれています

SONY α7Ⅲは前モデルのα7Ⅱからバッテリーが更新しています。

 

α7Ⅱはバッテリーの消耗が早い欠点がありましたが、更新されたバッテリーは容量も増えて長時間撮影できるようになっています。

 

以前からSONYのミラーレス一眼カメラを使っていた場合、これまでのバッテリーが使えないのは残念ですが、大容量のバッテリーのほうが撮影に有利なのは言うまでもありません。

 

新しいバッテリーはα7Ⅲのほかにα7RⅢ・α9で利用できるようになっています。

 

これから販売されるα6500の後継モデルもきっと新しいバッテリーに対応する仕様になるんじゃないかなーと私は予想しています。

 

α6500の対応バッテリーは旧モデルですが、新型の大容量バッテリーでα6500を運用できるアイテムを購入しましたのでレビューしてみますね。

 

ソニーのバッテリー比較NP-FW50 VS NP-FZ100

SONY α6500のバッテリーはNP-FW50で容量は7.3Wh(1020mAh)です。
サイズは31.8×18.5×45mmで質量は42gとなっています。

 

SONY リチャージャブルバッテリーパック NP-FW50

 

これに対し新型のバッテリーNP-FZ100は電力容量が16.4Wh (2280mAh)で倍以上の容量となっています。

 

サイズは52x39x23mmでサイズも倍近い大きさに変更されています。

 

SONY リチャージャブルバッテリーパック NP-FZ100

 

NP-FW50対応のα7ⅡとNP-FZ100対応のα7Ⅲの最大撮影枚数や動画の最大撮影時間を比較できるよう表を作成してみました。(参考:SONY公式HP α7Ⅱとα7Ⅲ仕様より引用)

 

SONY α7Ⅱ (NP-FW50対応) SONY α7Ⅲ (NP-FZ100対応)

静止画撮影可能枚数/時間※1

 

ファインダー使用時:約270枚
液晶モニター使用時:約350枚

静止画撮影可能枚数/時間

 

ファインダー使用時:約610枚
液晶モニター使用時:約710枚

実動画撮影時※2

 

ファインダー使用時:約60分
液晶モニター使用時:約65分

実動画撮影時

 

ファインダー使用時:約115分
液晶モニター使用時:約125分

連続動画撮影※3

 

ファインダー使用時:約100分
液晶モニター使用時:約100分

連続動画撮影

 

ファインダー使用時:約200分
液晶モニター使用時:約210分

 

※1:液晶画面をON、ズームをW側、T側、それぞれ交互に端点まで移動を繰り返し、2回に1回フラッシュを発光、10回に1回電源をON/OFFして、30秒ごとに1回撮影

 

※2:連続で撮影できる時間は約29分です。(商品仕様による制限)  撮影、ズーム、撮影スタンバイ、電源ON/OFFを繰り返したときの撮影時間の目安。

 

※3:連続撮影の制限(29分)により撮影が終了したときは、再度MOVIEボタンを押して撮影を続けた場合の撮影時間。ズームなどその他の操作はしない。

 

私は動画撮影の仕事でα6500を使っており、撮影1回のバッテリー使用量がおよそ3~4個となっています。

 

単純計算ではありますが、NP-FZ100対応のα7Ⅲを使用するとバッテリーは2個で事足りるということになりますよねえ。

 

バッテリー消耗が早いα6500は連続撮影中、バッテリーの交換タイミングに気を使うことがあります。
撮影時間が倍になるNP-FZ100のほうが断然便利そうです。

 

NPA-MQZ1K

 

私も将来的にはフルサイズのα7Ⅲやα7RⅢの購入を検討しているので、先に予備バッテリーは購入しても良いと思いましたので、NP-FZ100が二個と急速バッテリーチャージャーがセットになったNPA-MQZ1Kを購入しましたよ。

 

定価は4万円以上するみたいですが、実売価格は3万円ちょっとです。1万円近いバッテリーが2個付属している急速充電器セットなので妥当な価格なのかなー。いや高いわ。

 

写真左下はNP-FZ100とNP-FW50のサイズ比較です。もちろん大きいほうがNP-FZ100ですよ。

 

重量は83gでNP-FW50の倍ぐらいの質量です。

 

SONY マルチバッテリーアダプターキット NPA-MQZ1K

 

NPA-MQZ1K 4つの充電ランプがあります
NPA-MQZ1K 4つの充電ランプがあります

 

NPA-MQZ1KはNP-FZ100を最大4個充電できます。

 

NPA-MQZ1K とバッテリープロテクター
NPA-MQZ1K に付属のバッテリープロテクター

 

表面と裏面にもNP-FZ100を装填できるようになっています。

 

残念ながらNP-FW50は受電できないようになっているのであしからず。

 

NPA-MQZ1K の充電ランプ
NPA-MQZ1K の充電ランプ。1個づつ充電できるようです

 

充電する場合は中央のスイッチを「CHARGE」にしてACアダプターに接続します。

 

 

1個づつ充電ランプが点灯しているので、装填しているバッテリーを同時に充電しているわけではなさそうですが、2個のバッテリーを早速充電してみると3時間ちょっとで充電完了しました。

 

付属のACアダプターを使用して、Zシリーズバッテリー「NP-FZ100」4個を約480分で急速充電できます。

 

NPA-MQZ1K 特長|SONY 公式

 

最初充電完了のランプを見たとき信じられませんでしたよ。NP-FW50を1個充電するときいつも3時間近くかかっていますので、それより大容量のバッテリーを短時間で充電できるのは非常にありがたいですよ。

 

 

NP-FZ100対応のカメラを持っていない場合はこのバッテリーチャージャーセットを買う意味ないと思われるかもしれませんが、実はそんなことはありません。例えばα6500やα6300ユーザーも購入する価値は十分あります。

 

このチャージャーには接続プレート(DCカプラー)が付属していて、カメラのバッテリーの代わりにこのプレートを差し込めば電源供給をすることが出来るようになっています。

 

接続プレートはNP-FW50とNP-FZ100のどちらにも接続することが出来るようになっています。

 

充電したNP-FZ100をチャージャーに取り付けて、接続プレートでα6500へ接続します。

 

 

チャージャーにはネジ穴が6つあいており、1/4-20ネジが差し込めるようになっています。

 

NPA-MQZ1K とマウンティングプレート
NPA-MQZ1K とマウンティングプレートでカメラリグに取り付けた状態

 

ネジと付属のマウンティングプレートを使うことでカメラリグに取り付けることが出来るようになっているんですねえ。

 

チャージャーセット NPA-MQZ1Kにはネジが2個しか付属していないので、リグに取り付ける場合は最低でも4個は必要です。

 

 

Amazonで同じサイズで便利そうなネジが売っていましたので購入してみましたよ。

 

 

4個セットになっており、折りたたみができるDリングが付いているのでコインやドライバーを用いることなく取り外しが出来て便利ですよ。

 

UTEBIT カメラネジ 1/4 ネジ D リング「4点セット」ステンレス製

α7Ⅲ・α7RⅢ用急速バッテリー充電器を購入したよ!開封&レビュー まとめ

 

こんな感じです!

 

このバッテリーチャージャーがあればα6500やα7Ⅱ、α7SⅡ、α7RⅡでも長時間の撮影が可能になりますよ。

 

さすがに写真撮影では使いにくいかもしれませんが、動画専用のソニーユーザーにはぜひ買っておきたいアイテムの一つではないでしょうか。

 

SONY マルチバッテリーアダプターキット NPA-MQZ1K

✅バッテリーNP-FZ100が二個付いています
✅DCカプラーでα6500・α6300にも使えます
✅動画撮影に便利なアイテム