※2024年4月に更新しました。 また本ページにはプロモーションが含まれています
α6500を購入する前に知っておきたいコトの一つとして、α6500のISO感度がどこまで上げることができるか?が挙げられるでしょう。
ソニーにはフルサイズセンサーのα7SⅡがあって、夜間撮影に強い特性を持ったカメラとなっています。
α7SⅡとまではいかないとしても、α6500の感度耐性に期待している方も多いのではないでしょうか?
このエントリーではα6500のISO感度をどこまで上げるとノイズが目立ってくるのか検証してみようと思います。
今回はα6500を三脚で固定して夜間のビル群を撮影してみることにしました。
使うレンズはE PZ 18-105mm F4 G OSS SELP18105Gです。
過去のエントリーでも紹介しましたが、α6500の動画撮影はこの一本で事足りますよ。
ここでは常用するレンズでISO感度を上げてみようと思います。
ちなみにカメラの設定は以下で固定しました。
・シャッタースピード 1/60秒
・絞り F4
この動画はα6500でISO感度640から徐々に感度を上げています。ぜひ視聴してみてください。
この動画だけではISO感度の上限値を計るのは難しいかもしれないので解説してみましょう。
まず、α6500にはメータードマニュアルと呼ばれる数値が液晶モニターに表示されています。
メータードマニュアルのアイコン。アイコンの右に数値が表示される
画像はSONY ILCE-6500 ヘルプガイド -モニターに表示されるアイコン一覧- から引用しています
メータードアイコンの数値はカメラが計測する適正露出数値です。
0.0が適正で、プラス側に振れている場合明るく写り、マイナス側に振れている場合は暗く映ります。
ISO640からISO8000までは-2.0に振れたままでしたが
ISO10000には-1.3
ISO12800で-1.0
ISO16000で-0.7
ISO20000で-0.3
ISO25600で0.0(適正露出)
と表示される結果となりました。
また、さらにα6500はISOは最大51200まで上げることができます。
しかし動画撮影では最大がISO25600までとなっており、25600以上に設定はできるのですが録画を開始してもモニターの表示ではISO25600のままになります。
夜景の撮影ではどこまでISO感度を上げれば良いのか判断が難しいです。
あくまでも参考程度ですが、カメラ本体が計測する適正露出も確認するのが望ましいでしょう。
また個人的な意見ですが、通常の撮影ではメータードアイコンが+1.0程度が撮影した素材を確認してもキレイな場合が多いと思います。
今回の夜間撮影ではISO10000以上上げたところで液晶モニターにもはっきりとノイズが確認できました。
液晶モニターで表示されるものと実際の撮影素材とはかなり異なります。
α6500の動画撮影ではISO8000ぐらいまでは何とか使えるぐらいの映像素材になります。
だけどISO8000でも液晶モニターで確認したときはほとんど分かりませんでした。
もしα6500で暗所での動画撮影をする場合は事前に撮影してISOの上限をPCや専用のモニターで確認するほうが良いと思います。
✅感度耐性が改善されています。
✅ISO8000までノイズは感じません。
✅ISO感度上限は撮影前に確認が必要!