※2024年4月に更新しました。 また本ページにはプロモーションが含まれています
α6500を購入したらすぐにでも撮影に使いたくなるでしょう。
だけどα6500は購入したらすぐにでも設定しておくべき初期設定があります。
個人的な感想ですが、α6500に付属の取扱説明書は初心者向けなので、より専門的な設定についてはすべてヘルプガイドで確認しなければなりません。
ここではヘルプガイドの奥深くに明記されている、分かりにくいけど重要なα6500の撮影設定を中心に詳しく解説していきます。
α6500は高速オートファーカスが売りのミラーレス一眼カメラです。
AF性能が購入のきっかけになったユーザーも多いのではないでしょうか。
だけどα6500はピント合わせ時に「ピッ」という電子音が鳴ります。
α6500の電子音が意外と大きいと思うのは私だけではないはずです。
静かな環境での撮影では周りに迷惑にならないか気になるぐらいです。
この動画ではα6500のAF音がどの程度の大きさになるのか確認できるのでぜひ視聴してみましょう。
α6500のメニュー画面で電子音のオンオフ機能があります。
初期設定では「入」になっているので、気になる場合は「切」にします。
ちなみに電子音をオフにすると、動画撮影時のRECボタンを押したときも無音になります。
次に設定したいのがAF補助光です。
α6500は暗所で撮影する場合、または光量が足りない場合はオートフォーカス時にAF補助光が赤く光ります。
これはLEDライトですが、撮られる側からすると結構目に入って、煩わしいんですよ。
友人や家族とスナップ写真を撮るぐらいなら構わないかもしれませんが、仕事の撮影でα6500を使うときは結構気になるでしょう。
このAF補助光はメニュー画面でオンオフを選択できます。
補助光があったほうがピントの精度が高くなるようですが、気になる場合は切ってしまうほうが良い場合もあるでしょう。
α6500はタッチパネル機能をもった液晶モニターを搭載しています。
ピント合わせも指一つでできるので、非常に便利ですがが注意点が一つあります。
初期設定の状態ではビューファインダーの近くに指を近づけると液晶モニターが消えてしまうのです。
私も初めて使った時は故障したのかと思うほど驚きましたが、実はこれは「FINDER/MONITOR」の設定がオートになっているのです。
この設定は写真撮影のときビューファインダーを覗くと、液晶モニターが非表示になるので節電になるという利点があります。
しかし動画撮影時はビューファインダーを使用しないことのほうが多いのではないでしょうか。
そんなときは液晶モニター優先に設定しているほうが良いです。
「モニター(マニュアル)」を選択することで、タッチパネル時にも液晶モニターが非表示になることはありません。
これは私だけでしょうか?
α6500は初期設定で手ブレ補正機能がオフになっていました。
α6500には5軸手ブレ補正がせっかく搭載されているのに、オフにする理由はありませんよね。
三脚で撮影するなら話は別ですが、基本的に手ブレ補正は「入」にしておいて問題ありません。
一眼カメラは全般的にマイク収録では音質が良くないと言われています。
ホワイトノイズも入りやすく、室内のエアコンの音も過剰に拾ってしまう傾向があります。
実はα6500にはこのようにマイクが拾ってしまう風音を低減してくれる設定があるのです。
動画撮影の際にはぜひ「入」にしておきましょう。
ソニーαシリーズはこれまでボディの熱暴走による強制的な電源のシャットアウトが悩みの種でした。
特に動画撮影の場合は連続撮影時間が長くなると電源が自動的にオフになって、しばらく使用することができなくなるのです。
α6500も熱暴走の可能性はありますが、カメラの設定によって記録時間を優先することができます。
自動電源OFF温度の設定を「高」にすると警告画面が表示されますが、長時間撮影の場合はやむを得ません。
α6500はサイレントシャッターの設定ができます。
シャッター音が鳴ると他人に迷惑をかけるような場合はサイレント撮影を「入」にしましょう。
ただし、撮影自体が迷惑になる場所でのカメラの利用は控えるべきです。
ありそうでなかったのが出力ファイル名の設定です。
初期設定では頭にDSCのアルファベットが並ぶjpegファイルが出力されますが、写真を管理する際にファイル名を変える方も多いでしょう。
私の場合、日付や西暦を入力しています。
そのような場合はDSCを201(西暦の頭数)にしても良いでしょう。
また、α6500ではSDカードに保存されるフォルダをカメラ側から新規で作成したり、画像を出力するフォルダ先を選択することも出来るようになっています。
もう一台カメラを持っていて、SDカードを共有すると場合、カメラごとにフォルダを変えることができます。
SDカードの画像を細かく管理したい方にはぴったりの機能です。
こんな感じです!
α6500はこのほかにもいろんな設定を変更することができ、自分で使いやすいようカスタマイズ出来るようになっています。
α6500でSONY E PZ 18-105mmを購入したら必ずやっておきたい初期設定があるのでぜひ合わせて読んでみてください。
こちらもオススメ⇒α6500の動画撮影でSONY E PZ 18-105mmが最高な理由
またα6500はピント合わせが非常に速いカメラですが、動画撮影に限っては速すぎるのも良くない場合もあります。
動画撮影ではピントを徐々に変更する送りピンという撮影技法があります。
送りピンは通常マニュアルフォーカスで行いますが、α6500は録画中でもタッチパネルでピントを合わせられるので、送りピンもオートフォーカスで対応できます。
そんな場合は以下のページを参考に、オートフォーカス合焦スピードを変更できます。
ぜひ合わせて読んでみてください。
こちらもオススメ⇒α6500のオートフォーカス合焦スピードを自在に変更する方法